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診療案内

診療案内
当科では、中耳炎、難聴、耳鳴り、蓄膿症、花粉症、扁桃炎、咽喉頭炎などの一般的な耳鼻咽喉科領域の疾患から、めまいや頭頸部悪性腫瘍などをはじめとする専門領域に至るまで、幅広い分野の耳鼻咽喉科疾患に対応しています。
また、越谷市周辺を中心に埼玉県東部地域における地域医療に貢献すると共に、大学病院として最先端の機器および技術を取り入れ、質の高い医療を提供しています。

外来担当表

午前


新患
栃木 康佑
森 文
大髙 優美
交代制
冨山 克俊
森 文・大髙 優美
大髙 優美
交代制
岩﨑 昭充
海邊 昭子
※緊急症例のみ
再診
田中 康広
西嶌 嘉容
坂本 光
田中 星有
徳丸 晶子
交代制


田中 康広
青木 聡
冨山 克俊
岩﨑 昭充
海邊 昭子
森 文
交代制

井上 由佳理
栃木 康佑
青木 聡


専門
難聴
穐吉 亮平
甲状腺
井上 由佳理

午後


再診/専門
中耳
田中 康広
腫瘍
西嶌 嘉容
坂本 光
一般
冨山 克俊
服部 沙彩


補聴器
穐吉 亮平

再診 
大髙 優美
腫瘍
西嶌 嘉容
坂本 光
鼻・アレルギー
田中 星有
一般
井上 由佳理
冨山 克俊

補聴器
穐吉 亮平
海邊 昭子
(第2.4週)
一般
海邊 昭子
(第1.3週)
再診 
大髙 優美
めまい
海邊 昭子
鼻・アレルギー
青木 聡
岩﨑 昭充
一般
栃木 康佑
服部 沙彩

外来診療内容

中耳外来

慢性穿孔性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対して外耳道後壁を保存する鼓室形成術を主として行います。再発のリスクが高い真珠腫性中耳炎に対しては2回に分けて行う段階手術を行い、再発しない術式を選択します。また、可能な限り聴力が回復するよう音の伝わりをつくり直す手術(耳小骨形成術)を工夫し、患者さん生活の質が上がるように努めてまいります。

突発性難聴や顔面神経麻痺、メニエール病などの内耳性めまいに関しては、軽症例には通院での内服治療を、中等症以上では入院のもと点滴治療を行い、必要に応じて諸検査を施行します。

難聴外来

耳科領域
難聴外来では、小児難聴、成人の難聴に対して診察と大学病院ならではの聴覚精密検査(聴覚心理学的検査、聴覚電気生理学検査)を行い、適切な診断と治療・聴覚補償に努めてまいります。
毎週火曜午前・午後、毎週木曜午後に専門外来を行っております。

◇小児難聴外来:新生児聴覚スクリーニング要再検(Refer)となった新生児から乳児・幼児で聞こえや言語発達が思わしくない方まで幅広く受け入れております。
◇難聴外来(成人):成人の聞こえの問題や耳鳴に対して幅広く診療しており、内耳性難聴に対しては補聴器および人工内耳治療を、後迷路性難聴に対しても中枢聴覚検査を実施しております。
◇補聴器と人工内耳:近年は聞こえで悩んでいる多くの方が受診され、当院で補聴器の試聴や検査、必要に応じて人工内耳植込術を行っております。 補聴器装用後や人工内耳手術後も定期的な診察・検査を行っています。

めまい外来

耳科領域
めまいの原因は多岐にわたります。
当めまい外来では良性発作性頭位めまい症やメニエール病、前庭神経炎など主に耳鼻咽喉科領域のめまい疾患に携わっています。
当院では電気眼振図検査、カロリックテスト、前庭誘発筋電図(VEMP)、ビデオヘッドインパルステスト(vHIT)といった前庭機能検査や内耳造影MRI検査を実施することが可能で、特に内耳由来のめまい疾患の部位診断を行うことができます。
治療は病態に合わせた内服(漢方を含む)や、前庭リハビリーテンションの指導を行います。
メニエール病や遅発性内リンパ水腫の場合、適応に応じて中耳加圧療法を行っています。前庭性片頭痛や持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)や起立性調節障害など当科のみでの対応が難しいめまい疾患では他科との連携を行いながら対応させていただく場合があります。

鼻・アレルギー外来

鼻科領域
軽症の副鼻腔炎に対しては主に内服治療を行いますが、保存的な治療では改善しない副鼻腔炎や重症例、良性の副鼻腔腫瘍症例では、内視鏡を用いた鼻副鼻腔手術を行います。また、症例に応じてナビゲーションを用いた、より安全かつ確実な手術を行います。

アレルギー性鼻炎の治療としては、体質改善を目的とした減感作治療やレーザーおよび高周波を用いた手術治療も行っています。

腫瘍外来

頭頸部領域
腫瘍性病変に関しては、顎下腺や耳下腺をはじめとする良性の唾液腺腫瘍から上顎癌、咽頭癌、喉頭癌、甲状腺癌などの悪性腫瘍まで治療を行います。
病気の種類や進行度によって手術療法、抗癌剤による化学療法、放射線療法などから最も適した治療法を選択します。

声帯の良性疾患(声帯ポリープ、声帯嚢胞など)には、全身麻酔下にて顕微鏡下に手術を施行します。喉頭付近の腫瘍病変の組織検査は、原則外来で局所麻酔下にて組織検査を行います。

甲状腺外来

頭頸部領域
甲状腺腫瘤を有する患者さんに対して、まず外来診療で血液検査、超音波検査、超音波ガイド下穿刺吸引細胞診検査、CTやMRI等の画像検査を行います。
診断が付き次第、外科的な治療が必要な腫瘍に関しては手術での摘出を行います。
リンパ節転移を認める症例は頸部郭清術を行い、腫瘍が気管内に進展している場合は喉頭摘出術を、縦隔まで進展している場合は呼吸器外科と合同で胸骨切開を併用して摘出術を行う場合もあります。
また、術後に転移や再発を認めた場合は薬物療法も行っております。
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